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バセンジー犬をこよなく愛するあけんのブログ。 花&柚&くららの召使いと化し神戸の山奥からガウガウブログを配信中… 2013年末からファラオハウンドのラルゴも仲間入りデス。 

   
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ファンコーニ症候群 part64 持病をベースに(1)
遺伝性のファンコーニ症候群を発病しちゃったなら

一生付き合っていかなければならない病気です。


一生付き合っていかなければならないのであれば

相思相愛、仲良くおつきあいしたいのが個人的な気持ち


08.0814.JPG

ファンコーニ症候群の治療で大切なコト

Fanconi Disease Management Protocol for Veterinarians参照)


● ビタミン・ミネラル・電解質の補給

● 高タンパク質(良質なタンパク質)のごはん ※鶏以外

● いつでも飲める新鮮なお水

● 適度な運動

そして、

● 血ガス検査で値を出した重炭酸塩(重曹)の投与


デス。


これがコントロール出来れば、健康なワンコと変わらず過ごす事出来ると、論文に書いています。

これをコントロールすれば、上手なおつきあいが成立 相思相愛デス


そうできれば、特別な薬も、特別な治療もしなくていいんです オホホホ…


いや、血ガス検査だけは特別な治療に当たるのかも知れないナ

検査の出来る病院があれば、もぅ全然大変ぢゃないですし(静脈採血でOKやし

この検査で出る重炭酸塩(重曹)の値で、与える重曹は普通に薬局で売ってます(安い


検査だけ・・・検査だけ、とにかくドコカで出来れば・・・なのです


花も屈折すること1年ちょっと…ようやく検査出来たのがつい最近だもんね。

血液ガス分析器を置いている病院がごく少ないので、

この検査がネックになっちゃいますよネ


でも、ここで気づいてほしいのは

上に書いたコトは結局(運動以外)、食べ物のコトだという事実

ファンコーニ症候群の主となる治療は、食事療法です


食事を気をつければフツーに過ごせるんだという安心

それはあくまでファンコーニ症候群単体の病の場合


ゆくゆく…もし、他の病気を併発したら、食事はどうしましょっ?

という微妙な不安をもつ時もあります


ファンコーニ症候群を考慮した、

現時点での私的な考えですが・・・


過去に何度か書いてますが、花(柚)の食事内容(療法)はあけんの担当です。

先生には、血液検査で多いモノ、少ないモノを指示してもらい、

総合的な診断をしてもらい、それを元に、あれやこれやの食材(家にある残り物ですが・・)

サプリを考えてご飯に出しているのは あ・た・し

秀ちゃんのご飯すらこんなに考えたコトないのに…うふっ


* * *


ちゅうことで、今まででのお話・・・

ファンコーニ症候群をもってして、他になんらかの病気を併発し、

治療に当たっているお友達に会ったと言えば、

疑惑も含め 膀胱炎・・・が多いでしょうかネ・・・


膀胱炎・尿道炎・ストラバイトなど、尿の形成トラブルが多いなぁ~と思います

糖が尿の形成の段階からすでに出ているので、細菌のエネルギーになりやすく

健康なワンコさんよりは、確かに発病しやすい体にはなっているでしょうね


で、思うのですが、


1.先に膀胱炎・尿道炎・ストラバイトが病としてあり、後からファンコーニ症候群を発病したのか

2.ファンコーニ症候群を発病後に、膀胱炎・尿道炎・ストラバイト等かかってしまったのか  

で、ご飯対策が微妙に変わってくると思うのです

(あくまで、あけんが勝手に思うにですヨ



1.の場合

やはり、先に発病した膀胱炎・ストラバイト結晶などの病気から

ケアしないといけない・・・とは思います。


結局は、なんらかの生活習慣でなってしまったのですから

先にその改善をしないと、薬を飲ませたり、療法食にしても、

根本的なこと改善しない限り、また同じコトが起こると思うんです。

療法食 一生・・・続け(食べ)させたいですか?


ファンコーニ症候群を発病してなかったら、それがいいのかわるいのかなんて

私が問うコトは必要ありません 大きなお世話ちゃんです


でも、もし、ファンコーニ症候群を発病したなら、

声を高らかにして言いたいいや、お願いしたい

やめてくださ~い


なぜか・・・・


膀胱炎や、ストラバイト結晶の療法食

その中身を考えてほしいんです



療法食は、その病気の為に試行錯誤して作られた食事であり、

確かにそれで症状が安定した子も、している子もたくさんいると思います。


でも、やはり、病気の何かを安定させる為に、本来バランスが良いとされている栄養素を、

病気に合わせて足したり引いたりしてるんです。


長年食べさせるコトによって、じわじわと何かが過剰になり、

じわじわと何かが足りなくなるだろう・・・

目に見えない所で、じわじわですよ・・・ 


年をとって消化能力が落ち、もぅ・・・食事を替える事が困難になってしまった子や

病気の重度によりけりで、獣医さんから絶対とか言われたら しかたないか…

(それでも、しかたないとは思えない あたしがここにいますが



ありとあらゆる手を尽くして、行き着いた先がそこであれば、事情は違います

ありとあらゆる手を尽くしたんだから、また、他の手を探そうとするだろうし

ありとあらゆる手を尽くしたコトを振り返る事が出来る…


獣医さんに言われるまま、疑問を持たずに

または手っ取り早いからと、それに切り替えてしまうのとは

ワケがちがうのでは・・・


なので、若いうち、もしくは熟年期から、内容の偏った食事に頼るのは、

他にも方法があるのでは?いや、絶対あるだろう?と個人的に思います。。。



簡単な例えですが、


ストラバイトの療法食は、あの手この手でアルカリ性尿になった尿を

酸性の尿に向かせる手段をとります。

またオシッコをたくさんさせるために、塩分が高くなっています。


結石の元になると言われている、マグネシウムやカルシウムなどを押さえ、

尿の酸性化をめざしその成分を強化することで

ストラバイトの発症を押さえる事が可能となったようですが、

ストラバイトの発症を抑える事を目的とした成分強化のせいで、

押さえられた栄養素が欠乏し、新しい問題が起こってしまったりしかねません。


また、いい状態を通り越して酸性になりすぎると、

今度は知らず知らずの間に蓚酸結石(酸性尿)に

なってしまうかも知れません。


ここで注意してほしいのは“押さえられた栄養素が欠乏し、新しい問題”


これ、これ、マグネシウムもカルシウムも、ファンコーニ症候群を発病したら

オシッコに出て行ってしまう栄養であると言うコト


ただでさえ、出ていってしまい、本来であれば食事にプラスさせ取り入れ、

体に必要な栄養素を確保していかなければいけないのに、


療法食を優先させることにより、食事からも減らされ、再吸収も出来ないなんて

いったいどこで、体に、生きていくのに、必要な栄養を確保したらいいのですか?


もちろんファンコーニ症候群で出ていく栄養はこれだけではありません。

まっだまだあります


また、療法食に含まれている動物性タンパク質が鶏肉が主であれば

それは、ファンコーニの治療に訳立たないタンパク質デス


ここであけん的な理想を言えば


どうして、膀胱炎や尿道炎、ストラバイトになってしまったかを考え

生活や食事を見直し、療法食に頼らない方法で改善を目指すデス


まずは自然に取れる動物性タンパク質(鶏を除く肉類・魚類・カッテージチーズ・卵など)を増やし、

尿路改善のサプリメントを取り入れたり、スーパーで普通に売ってるりんご酢を利用したりして、

尿が酸性になるようにガンバル


ただし、ドッグフードオンリーで育ってきた場合

急激な食事の変化は、消化不良を起こしやすいので、即効性を求めない。

気長に、気長にデスヨ・・・


そして、徐々にファンコーニ症候群で失われるという栄養素を取り入れた食事をする


外見的チェック項目はひとつ。


薬局等で売っている尿検査シートで一日何回もチェックし、一日のph移動を確認する。

食べ物によって、食後のphは違ってきますので


※即効性を求めず・・・と書きましたが、花柚の場合。

不精した食事でアルカリ性尿がつづいたら

2,3日、動物性タンパク質しか与えません。

尿は直ぐに酸性に傾きますネ・・・

荒療治しても大丈夫な消化機能であるからです。



そして、膀胱炎・尿道炎やストラバイトが落ち着いたら、

直ちにファンコーニ症候群の食事に切り替えてほしいデス…


膀胱炎・尿道炎・ストラバイトを併発していても

ファンコーニ症候群をオーナー自身も勉強し理解していれば

ファンコーニ症候群を知らない獣医さんが適当なコトを言ってごまかしたり

見当違いのコトを言ってるって気づく時もある・・・ってコトが、自然と解ると思います



なんて、偉そうな事を書いてしまいましたっ お許しを・・・


いやしかし、ま~た 2.にたどり着かなかったナァ

ファンコーニの話しをし出すと、長い そして くどいっ

それでも、きっとどこかで誰かの役に立っているだろう・・・

2.は又今度・・・おやすみなさい。


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コメントのある方は是非ご利用くださいませ



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