ファンコニー症候群 part９ アメリカでの発病率

ホメオパスの獣医さんに聞いた事。



物思いにふけるお花ねーちゃんの背中

ファンコニー症候群の発病率のお話です。

日本ではめっずらしーなーという病気ですが、アメリカのバセンジーでの

ファンコニー症候群発病率はなんと、２，３割　だそうデス。

２，３割ですよぅぅーみなさーん


元をたどれば、絶対海外から輸入されてきた日本のバセンジー達・・・

当初はそりゃ～もぅ～近親交配×近親交配・・・だったでしょうね

今でももちろん、なきにしもあらずな交配方法です。。。

現に花の血統書には『近親交配』の文字が記されています。

恥ずかしながら昔はこの意味を深くとらえていませんでしたが、バセンジーを勉強するにつれ、

やはり、人一倍（バセ一倍）遺伝疾患の発病率は高いだろう・・・と、漠然と思っておりました。

甘～い気持ちの時に、花の交配をあきらめていてホント良かったと思います。



ここで少しブリードのお話。


私的な気持ちですが、特別な事情がないかぎり、プロでもインブリード（近親交配）は反対です。

確か、２００４年の３月末に、禁止されたようなされたとかどうとか・・・

※競馬のように動物を使った特別な競技が出来、あくまで想像のモノですが

（仮）競バセンジー場などで活躍せざるをえない、生粋のバセンジーが必要ならば

しかたないかなーとも思うし、予想出来ない未来で、バセンジーのスタンダードラインが

大きく崩れ、純血バセンジー絶滅の危機に瀕するような状態になったらば話は別だと思いますがネ。


クロスブリードについて、素人ではいまいち解らないブリード法です。

限りなくインブリードに近い交配方法だったと思います。

正式な交配方法としてあるのかなーこれは・・・？？？


また、ラインブリード（親戚交配）に関しては、確かな知識を持ち、

予想出来うるデメリット（遺伝疾患等）を計算・予測し、

ちゃんとリスクを避けたブリードをしてくれるなら有りだと思います。


いや、もちろん、イン・クロス・ライン・アウト全てが素人では絶対判断してはいけない

ブリードと思っています。


アウトブリード、今の日本のバセンジーには少なかれリスクが減らせる交配法かな・・・

でも・・・スタンダードを求めるなら、それなりのデメリットもなきにしもあらず。

だと、思います。

安全といえるかも知れませんが、もちろん、遺伝疾患・奇形の有無をチェックしてから

交配に望んでほしいところです。

ただ、いくら心配事をクリアしていても、あまりにもスタンダードな形から崩れる（た）

可能性を持つ両親でのブリードはやめてほしい。。。カナ。にゃははん



とかとか、常日頃思っておりました。

※基本的なコトでやんす。

イン・ラインブリードは、純血種を作る上での基本と言われ、
イン・ラインブリードそしてアウトブリードを上手く見分け、重ねてゆき純血種達が作られてる。

ブリード方法がちんぷんかんぷんな人は、書けば長くなります。
ごめんなさいだけど自分で勉強してネ


ＨＰを持っているからか（）バセＭＡＰを作っているからか（）

他の子の血統書をみさせてもらえる機会が多いのですが・・・


昔も（今もかな？）ブリーダーさんは、バセンジーが少頭数だったため、

バセンジーブリーダー同士の繋がりの元、台雌・種雄の貸し借りしての

交配がされていたと思われます。

（事実、花柚の実家は違いますが、横の繋がりがあり、犬舎違いでも親戚です。）


血統書の家系図に、他の犬舎名義のバセンジーが混ざっているのはその為デスネ。

親戚がザックザク見つかるのもウレシイ反面、まだまだ近い範囲で交配が繰り返されている証拠


結局なにが言いたいかと言うと、今後、遺伝病や奇形のバセンジーが産まれる率を、

少しずつでも減らせていけたらなぁーと願う私にとって、プロのブリーダーさんも、

個人で繁殖を願うオーナーさんも、遺伝病の知識を少しで勉強し、

心に留めてほしいなぁ～なんて思う今日この頃なのでした。



ファンコニー発覚後、２回目レメディーを上手に飲めたお花ちゃんより

（・・・て、ムリヤリの〆でんがなおはずかしぃー）