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バセンジー犬をこよなく愛するあけんのブログ。 花&柚&くららの召使いと化し神戸の山奥からガウガウブログを配信中… 2013年末からファラオハウンドのラルゴも仲間入りデス。 

   
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ファンコーニ症候群 part113 発病するとデスネ(ソノ2)

前回のpart112と今回の113のUPの間にSOSが入っておりますが、part112ソノ1の続きです。

ソノ1では色々憶測を元に、近親交配・遺伝病のことなど書いてみましたが、憶測でアレなんでアレ、現在この病気の発病を確認されたバセンジーは、ワタシが花の発病から現在までの3年10ヶ月(ソノ1から1ヵ月たって病歴月が増えちゃった笑)の間に承知しているだけでも、(ネット場で発病を存じ上げたり、お亡くなりになった子も含め)40頭超えました…もちろん、ワタシの存じ上げていない子も過去から現在まで、劣性遺伝であることを理解すれば沢山発病されていると思われますので、その遺伝因子が今も広範囲に広がってあろうことを想像するのはたやすいことでしょう・・・

どうぞ、DNA検査や定期的なチェックをせず、ご自分のバセンジーちゃんは大丈夫だろうと安易にとらえたり、バセンジーだからこの病気の発病は仕方ないなどとあきらめず、治療出来る病気なのですから、飼い主さんには、是が非でも頑張って欲しいと思います

では、わかりやすくを心がけ(笑)、この病気が発見され・獣医さんとのやりとりの(仮)シュミレーションです・・・


バセンジー犬に多くみられるファンコーニ症候群とは、腎臓に遺伝的(劣性遺伝によるもの)なダメージが出て、オシッコに体に必要な栄養がじゃんじゃん出てしまう病気です。もっと詳細に言うと、近位尿細管というところに遺伝的な疾患が現れ、本来であれば体に戻るはずの栄養が体に戻らず(近位尿細管における多くの栄養の再吸収異常)、尿にどんどん出てしまう症状です

ただ、その病状には個体差があり、同じ様な症状・兆候の組み合わせがたくさんあるのでファンコーニ“症候群”と言われているようです。

確かに、存じ上げてるファンコーニ仲間(仲間?)の症状を伺っても、リンがとても多く出る子、カリウムが多く出る子、水が多く出る子、重曹を与えても与えても値が若干足りない子、発病しつつ症状がゆるやかな子、急性腎不全や多臓器不全を併発してたり、突然亡くなってしまった子・・・と、とても様々です。

我が家の花はどちらかというと“水”が多く出るタイプの様で、今は安定しましたが(安定と言っても本人が水分を欲する様になったので体に保水出来てるという事です。症状はすすんだ事になります。)数年間は脱水症状の数値が高く、でも本人は水を欲しない為、ワタシがあの手この手で水分を与えるというなんともま~複雑な親心時期がありましたくららは、我が家に来た当初の尿量・尿回数にくらべるとぐんと良くなり安定し、蓋を開ければ花より重曹の投与量は少ないですし(1日3g)、症状は思いのほかゆるやかに感じます。

“急性”でなければ、比較的どのケースもいきなり症状が進行することはなくゆるやかな為、発見が遅れがちなことと、発病しても元気な為、必要な治療がすぐになされず“様子をみましょう”と言われ、症状が出てからの後追い治療になりがちなところが悩みどころでもあります。

発病の発見は、飼い主さんが、なにかしらの異常(一杯水を飲んでる?オシッコいっぱいしてる?オネショしてる?痩せてきた?etc・・・)を確認してから病院に行くケースが多いですネ。(※急性腎不全など、一気に症状が悪化するケースもありますが…)



飼い主さんが発見する症状としては

①沢山水を飲んで、沢山オシッコをする。
②おもらしをする。
③常に尿チェックをこころがけ、家で検査して尿糖を発見する。


①・②の場合、おかしぃな~と思って獣医さんにいく。

③とても理想的な発病発見法です。かなり初期の段階で、発病を確認出来ます。
尿糖を一度でも確認されたら、その後は、初期症状はみられなくとも、ゴントー先生のプロトコールにそって治療を初めてください。(血ガス検査でHCO3がマイナスでなくても、論文内にある重曹投与計算表にあてはまらなくても、重曹投与量は一番少ない値から始められることをお勧めします。食事も、総合ビタミン・ミネラルなどを足し、体型・筋肉のキープを心がけて下さい。)※かなり初期の発見時の尿糖は、出たり出なかったりします。


★獣医さんで行われる検査

①オシッコ検査
②血液検査をする。
③その他、必要とご判断された検査。

★獣医さんで出た①・②の結果が

①のオシッコ検査でを確認し、
②の血液検査で糖(グルコース)が正常値だったら
もぅこの時点で、バセンジー犬に限っては、ファンコーニ症候群と思ってください(きっぱり

③他に、違う病気を持ってたりしたらその検査
(今回はスタンダードにファンコーニ症候群だけのお話しをします。)


★さて、ここからがあなたのバセンジーの運命の分かれ道です

(A)あなたの獣医さんが、ファンコーニ症候群と病名をくだした場合。

-1- 更には、犬種特有に発病しやすい病気でありこの病気の治療法が有ることを知り、病状をきちんと説明してくれ、珍しい病気ですが治療プロトコールがあるので、それにそって治療に入りますか?などと治療方針を話し合い、治療プロトコールに前向きな姿勢をみせてくれる。

-2- 更には、犬種特有に発病しやすい病気であり、治療法が有ることを知り、ファンコーニ症候群の病状の説明も出来るが、本犬も元気だし、普通の血液検査も異常ないし、この病気で必要な検査といわれる血液ガス分析検査は重篤な患畜がするものなので、こんな元気な状態でこの検査は必要がないでしょう。よって、しばらく様子をみて症状が出たら対応していきましょう…となってしまう。

-3- 病名が解ったにも関わらず、“こんなに元気なのだからしばらく様子をみましょう。症状が出てから対応していきましょうか”・・・などと言われる。

-4- 病名は知っているが、確か腎臓の病気なので“腎臓に負担を掛けない治療をしましょう”と決めつけてしまう。

※現在圧倒的に多いのが、-2-と-3-と-4-のケースです。
どのケースもちょっとネットで調べれば直ぐにゴントー先生のプロトコールにたどりつと思われますが…

-2- のケースでは、恐らくファンコーニ症候群の獣医師向け治療論文をかかれたゴントー先生のプロトコールをきちんと読んでいないか、読んだとしても珍しい病状の為半信半疑か、はたまた治療した例がないので用心され診断をあいまいにされてしまうか、診断は下せても一番ネックと思われるのは“血ガス検査器”を所持してないゆへ、検査出来ないコトと、通常の血液検査で解り得ることがほとんどない為、未然に出来る治療が解らないか出来ないのだと思われます。いずれにせよ、病状の知識が入り、以後きちんと対応して貰える様(血ガス検査だけ違う病院で行い、血液検査に現れる前に食事に栄養を足していくなど)、飼い主さんもよくよく病気を理解し、納得がいくまで獣医さんと話し合って、なるべく論文に沿った治療を求めて下さい。

-3-、残念ながらこのケースはいきあたりばったりで対処治療をしてしまう可能性が高いです。ファンコーニ症候群の症状や治療法を学ばなかった為、ファンコーニ症候群で必要な処置・ケアもさることながら、この病気をベースに違う病気を併発した場合の、避けた方が良い治療や薬を使用してしまう事も有り(通常の治療では普通にされる治療や薬だったりするので)、誤診かつ誤治療をされるキケンが高いです。もちろん、いざ症状が悪化した場合の対応も、ファンコーニ症候群の症状に追い打ちを掛けてしまう処置をされることもあります。
よって、発病から時間がたっても獣医師が治療法を調べてくれた形跡が見受けられない場合は、この獣医さんには任せてられません。飼い主さんは自らゴントー先生の論文を手渡し説明し、再度治療方針を見直しを求めるべく、きちんと病気を理解して貰うか、病院をかえてでも論文にそって治療して貰える所を探す位の気持ちで対応してください。

-4-のケース。残念ながら病名を知りつつ“腎臓疾患だから腎臓ケア”などと間違った治療を安易に指導してしまう獣医さんであった場合、ファンコーニ症候群の初期の段階で腎臓サポートなどの療法食を指示さtたりしますが、腎臓ケアの療法食は絶対に継続して与えないで下さい。そして、この病気をもう一度勉強し、理解してもらえるよう飼い主さんから強く望んで下さい。個人的には“思いこみ”で動かれるので、-3-と同じく要注意です。

なにがしらの併発した病気をもっていない、純粋にファンコーニ症候群の治療だけの目的であれば、食事は高タンパク・高濃度な栄養を心がけ、体型や血液検査によって与える栄養の量を考慮していく食事になります。これはファンコーニケアの基本です。そして、通常腎不全などの食事治療に使われる療法食と真逆な食事内容なのです。

ナゼかというと、ファンコーニ症候群は、タンパク質、グルコース、アミノ酸、電解質、HCO3…と、とにかく体に必要な栄養が尿にどんどん出ていく病気です。なので、尿に出てしまう体に必要な栄養を食事から与えることにより、体内で是正させなければいけません。

よって、フードで言えば粗タンパク質が25%以上のドッグフードを与え(栄養が十分足りているなら、粗タンパク19%以上~でOKとのこと)、手作り・ペットフードにかかわらず共通して、総合ビタミン・ミネラル、他プロテインなどのサプリメント、必要に応じて(血液検査の結果をもとに)リンやカリウムなど獣医師による指示投与もあります。そして最も重要なのは、血ガス検査で値を出して、炭酸水素ナトリウム(重曹・HCO3)を食事などにトッピングして与えなければならないんです。

反対に腎不全の療法食などは、腎臓に負担になると言われているタンパク質を控える低タンパク食・低リン食です。

ただでさえこの病気は尿にタンパク質やリンがダダもれて体に足りなくなると解っているのに、更に食事でもタンパク質やリンが控えられてしまうとどうなるでしょう?素人が想像してもわかりますよね。体に必要な栄養が常に不足する為、ファンコーニ症候群の病状を悪化させ、他の病気を併発させる時期を早めるだけです。

又、療法食をとりつつサプリを足したり肉や魚や野菜をトッピングは(獣医師の指導があれば別ですが)、この病気を理解すればお解り頂けると思いますが、無意味です。それだったら最初からタンパクがとれてしっかり栄養を補えるフードを探しましょう。

そもそも、療法食であるのに違うフードや手作りを混ぜている時点で、ファンコーニ症候群でなくても療法食を与える意味をなさなくなります。と、個人的には思います。


(B)あなたの獣医さんが、ファンコーニ症候群と解らなかった場合。

上記-3-に該当します。

症状が出るまで様子をみるタイプの先生か、とにかく、なにか憶測して病名を付けて治療を始めてしまう先生か、どちらにせよ、ベースにファンコーニ症候群を発病していることに見て見ぬふりをして進める先生は大変キケンです。前者の場合は、いずれ、腎不全や肝不全など、なにがしらの病気を併発するでしょう。そうなってから、知ってる病気に対してだけの治療を始めても遅いです。又、後者の、なにがしらの病名をつけた場合、いわゆる誤診した場合、ファンコーニ症候群のケアとは真逆の治療になる場合が多々ありますので、くれぐれもご注意ください。初期で見つかったファンコーニ症候群が、誤診断・誤治療の為、急速に悪化してしまったり、違う病気を併発(この場合誘発と言っても良いかも)するキケンが大いにあります。



病名を聞いた飼い主さんの決断ドコロです

(A)“ファンコーニ症候群”と聞いて

a. 遺伝病だわきっと治らないわと思いこんでしまう。
b. 遺伝病ですかどういう病気ですか治療法はあるのですか調べてくださいと突き進む。
c. バセンジー犬にはファン・・・なんちゃらって病気が多いって聞いたことがある・・・と思い出す。

残念ながらa.の方も少なくありません。

ご相談頂いた方には逐一お話しさせてき、治療法があること・ちゃんと病院で治療し、家で食事内容を見直し、ゴントー先生の論文に沿えば、初期症状は出てしまうだろうが、安定した体で過ごせることをご説明致します。ワタシも出来る限りフォローします。どうぞここをみて、今まで恐くて認めてなかったけど…と思われる方、御相談下さい。

ワタシでは心許ないと思われる方は、どうぞクーパー動物病院の院長黒田先生へお問い合わせ下さい。こちらの病院は、花とくららの主治医であり、ファンコーニ症候群のバセンジーが5頭通っています。治療論文を書かれたゴントー先生と繋がっておられ、日本で唯一(だと思われます。)“ファンコーニ症候群外来”を設けて下さっています。

b.の方、c.の方、遺伝病の発病にショックを受けられると思いますが、どうぞ受け入れて下さい。そして、“適切な治療”を希望し獣医さんと二人三脚で進めて下さいネ。

ネットでバセンジーのファンコーニ症候群と検索すれば、すぐココにヒットします
もぅこのブログや、ファンコーニ症候群治療サイトにたどり着いてる時点で、治療法は飼い主さんの手の中にすでにあるも同然なんです。


(B)“原因がよくわかりませんが…”と診断(?)された場合

先生にもわからないことは自分にもわかる訳がないので先生にまるっとお任せします・・・などと、まる投げてしまわないで下さいね。きっと、ここをご覧になられているからには、なんらかの治療の手を探そうとココにたどり着いたのだと思います。気づいたときが軌道修正出来るときだと思います。それが早ければ早いほど、良いにこしたことはありません。どうぞ、流れのままに身を置かず、治療に前向きになって下さいネ。


最後に、獣医さんに対して大変失礼な物言いになりますが…

日本でこの病気を熟知し、すぐに治療が出来る獣医さんはほとんどいません。
だから、あなたのバセンジーちゃんが駆け込んだ病院の獣医さんが“すぐに”このファンコーニ症候群をきちんと治療出来るかどうかと言えば、出来ないんです。

なので、

あなたのかかりつけ獣医さんがこの病気を調べ、知識を入れ、きちんと治療してくれるのか、よくわからないまま“出た症状出た症状にだけ”対応してしまうのか、で、あなたのファンコーニ症候群を発病したバセンジーの運命は大きく大きく変わります。

獣医さんがすぐに調べ対応してくれることを切に願いますが、そうでない場合、飼い主さんの“治療をしたい”という熱意がないと、なかなか動いてもらえません。

今年の初めに、ファンコーニ症候群のことを調べず治療をされ続け、手の施しようのないバセンジーちゃんと、最後の最後に出会う機会を頂きました。1ヵ月早ければ…いや、一週間でも出会いが早ければと、どんなに思ったことか… このバセンジーちゃんを時々思い出します。だから、やっぱり一杯一杯、何度も何度も書いてしまいます。

どうぞ、あなたのバセンジーちゃんがファンコーニ症候群だと解った時点で、適切な治療が受けれます様、心から願っております…


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