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バセンジー犬をこよなく愛するあけんのブログ。 花&柚&くららの召使いと化し神戸の山奥からガウガウブログを配信中… 2013年末からファラオハウンドのラルゴも仲間入りデス。 

   
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ファンコーニ症候群 part220 号外!!柚・残念系(TwT)
えーっ かなり油断しておりました

柚ポン…ウッスラ尿糖出っちゃいましたが
どうするワタシ
P1080708.JPG
あんたも仲間~ぁ?と女子達に詰め寄られる息子ちゃん

…い、いえ、ぼくはまだ…そうと決まったワケでは…
ごにょごにょごにょ…by柚

先にばっばと結果を見てもらいましょうかネ

1月22日から、だいたい朝のおトイレ・夕方のおトイレ時にはかりましたっ
他のタイミングでもおトイレしますが取り忘れたり、真っ暗な外でだったりで
シャッターチャンス逃すこともありましたが…
0fd9585b.jpeg
22日朝
560e2022.jpeg
23日朝
22a74afa.jpeg
23日夜
5dddd151.jpeg
24日朝
02bf4ee5.jpeg
24日夜
6361b4cf.jpeg
25日朝
623a3f4d.jpeg
25日夜
9e3a0e83.jpeg
26日朝

筒の左から2つの色は『ほとんど尿糖は検出されず』の位置ですので
そこらを行ったり来たりという、比較的安心できる結果なのですがネ…

ワタスにはかなりの衝撃でしたヨ



さて、画像を見てわかる通り出たり出なかったりデス

今までのワタシの認識だと、たとえ出たりでなかったりでも
度でも尿糖が出たら、もぅーファンコーニ症候群発病っ
と思っていたのですが、ありがたいことに、クーパー動物病院さんに通ってくれる
ファンコーニのお仲間の蓄積されてきたデータやお知らせ頂いたデータ、
そして主治医 黒田先生がこの病気に対して深めてくれた治療知識のお陰で
現在の柚ポンは…

ファンコーニ症候群を発病したとは言い切れないけど
ファンコーニ症候群を発病していないとも言い切れないっ


グレーゾーン
(byたっちゃん声優

とのこと

ただし、グレーという程濃くは全然ないと(笑)
でも、真っ白ではないけどネ。って感じ(こまかい診断?笑)

なぜか???

血ガス検査結果がま逆だからなんですよぉ~ 
喜んでいいのですが、なんか複雑
その真逆な結果を記載しませう↓


【血液ガス検査結果】
※参考までに花のいい時~悪い時~の結果も載せます。
  柚(H25.01.25) 花(復活後) 花(悪い時)
pH 7.45↑ 7.35 7.29↓
hco3 34.2↑ 21.2 17.5↓
AnGap 21.8 25.6
tco2 35.8 22.5 18.7
BE 6.7 -3.3 -7.2

正常値をかなり下回っていた花の悪い時結果と比べると
正常値をかなり上回る柚の結果

柚ポン…酸性に傾くどころかむしろアルカリ性…アルカローシスかい
(その数値のいくばくかを花とくららに分けてくれぃ~とハハは願う

だからね、

こんな結果の柚に重曹(アルカリ性)は全く必要ありませんっ(きっぱり
ってことですヨカッタ。

アルカリの体にアルカリ食品を足してさらにアルカリ性に傾いたら困りますやーん…
というコト 血ガス結果だけ見るとまったくファンコーニのかけらはありません

でもね

『ファンコーニ症候群ではない』と言いきれない結果が
尿検査に出てたんです

【尿検査結果】
尿の色・透明度など 正常(黄色)
尿比重 1.006↓(犬:正常値1.030以上)
尿pH 6~7
潜血
ブドウ糖 -(この時は出なかった)
タンパク質
ケトン体
ビリルビン
ウロビリルビン ±


と、尿比重をのぞいて良好な結果…

ですが、その『尿比重』が大変重要で、
これは腎臓がちゃんとおしっこを濃縮しているかどうかを示す大切な値であり、
柚ポンはかなり低いのです(血液検査は全く問題なし

それは、お水をガンガン飲んで・おしっこして~と日々ファンコーニな暮らしをしている
花・くらら並みの結果値なんですヨヒィ~

既に、数十頭通うであろうクーパー動物病院。
多分日本では一番色々なファンコーニ犬を診てるであろう黒田先生です。

この結果を診たセンセのお話し(仮説)に依ると
ファンコーニ症候群は“症候群”なだけにホント色々なタイプがあり、
この尿比重のあまりの低さ(血液検査は正常)は、
水が濾せない・再吸収できてない、この病気のひとつのタイプではないか?と…

個体によって尿に出る栄養の出方はまばらであることも解っています。

クーパーさんに来ているバセンジーちゃんでも、尿に糖が出てるのに
血ガス検査は全然大丈夫な子もチラホラいるそうですし、
又、反対に尿糖は出ていないのに血ガス結果が悪い子(ファンコーニの結果が出ている)も…
いらっしゃいますっ(こちらは別件でやりとりさせて頂いているバセンジーオーナーさんに
結果を見せてもらいました

そんなこんなで現在ファンコーニ症候群を気に掛け、発病したら治療に取り組もうっ
として下さるオーナーさんの意識のお陰で、かなり早期・・・判別つかないほど早期すぎて
ファンコーニ症候群の初期症状とは違うケースが、チラホラ病院に通って
治療に取り組んでるるのかもしれないというコトであります。

ということで、柚はこれからは1週間のうち3、4日の尿チェック(なるべく時間帯をバラバラに)
花・くららの診察時にオシッコ検査も入れつつ、年に2回ほど血ガス検査をして用心していきましょう・・・
というコトになりました

いや~先月9歳を迎え、もぅ大丈夫だろうぅと勝手に思ってただけに衝撃でしたが
グレーゾーン(笑)でヨカッタです

とりあえず、ワタクシ、花・くららの尿量&回数でフツーの尿量とか尿回数がわからず
麻痺しているみたいなので(爆)柚の飲水量や尿量のチェックも心がけて参ります

皆さんのバセちゃんも、日ごろからチェックしてあげてくださいねぇ
と、えらそうなコトを書いて〆ようと思いましたが、実は柚のオシッコ検査のきっかけは
花・くららが時々柚ぽんのおなかに顔をつっこんでたので、
おやおや?と思って久々に検査したのでしたおほほほほ


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こまり顔の犬たちの笑い一杯の毎日 
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バセンジーのファンコーニ症候群治療プロトコールサイト
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