忍者ブログ

バセンジー犬をこよなく愛するあけんのブログ。 花&柚&くららの召使いと化し神戸の山奥からガウガウブログを配信中… 2013年末からファラオハウンドのラルゴも仲間入りデス。 

   
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ファンコーニ症候群 part34 論文の内容
兄に翻訳してもらったファンコーニ症候群の論文を

毎晩読むのが日課になっています

da40b081.jpeg


以前に有料の翻訳専門サイトで訳してもらった物も毎晩目を通していました

それが、今や意味不明の産物と化した(爆) 遅々として先に進まなかったはずだわ


今はメッチャ解るようになったからおもしろいデス

よかったっ ようやく あたしでも解る日本語で入手できて


以前、ホメオパシーの先生と話していたところによると、

ファンコーニ症候群の治療に関し、どこを探しても行き着く場所はこの論文・・・

なので、コレ(論文)が大元になってるんだろうねとのコトだったので、

もしかしてウチの子も と、ご心配のオーナーさんには

常日頃から薬局などで入手出来る尿検査キットでチェックし

もし、尿に糖を確認したらば、・更に血液検査の糖値が正常・もしくは低糖かを確認し

(ここで血糖値がアップアップだったら糖尿病の可能性大になりますおまちがいなきよう・・・)

英語の医療論文が読める獣医さんで、診察してもらえることをオススメします


また、腎臓疾患を専門にしている先生であれば、

それはもぅ理解も早く、更に詳しいコトをご存じではないかと思うので

そういう先生を捜されるのもよいかと・・・


最終手段として あけんの手にしている今の状態で良ければ、お渡しも可能です。

※ ただし、ホメオパシーの先生(英語治療・医療論文解読可)には、

まだ、目を通してもらっていませんので、

あくまで、ご自分で病気を理解されたいという方に限ります


英語のまったく読めない獣医さんにまる渡しして、これで治療してください

という様な使い方は、現時点・これから先、ちゃんとした物を公開する(あくまで予定)までは

くれぐれもご遠慮願います


又、遺伝による発病・投薬による発病にかかわらず、

ファンコーニ症候群の治療指針は同様と記されています。


バセンジーオーナーさん以外の方でも、必要とされている方にはお渡ししますので

ご一報下さいネ。 その後はメールでやりとりさせて頂きます


正し、申し訳御座いませんが、発病が確認されている方のみへ

プリントアウトした物のお渡し(郵送)とさせて頂きます。


なぜかというと、まだ完璧な翻訳ではないからです

きちんと医療論文の読める獣医さんに確認がとれていないので

データで渡し、解釈が違うと勝手に違う文章に変えられたりしたくないのです

かつ、その状態の物が、当サイト&ブログの名をかたって勝手に出回るのを防ぐ為です。

治療に係わることなので、取り急ぎの防衛手段を取らせて頂くことを、ご理解下さいませ・・・


論文翻訳の出だしの部分を公開します。

その前に、翻訳者について・・・


信憑性判断の基準にして下さい


兄夫婦は、共に、海外留学・大学・院をへて現地の会社に勤め約20年間渡米、現在進行形です。

正し、医療関係ではありません


専門は全くの別分野ですので、論文内の医療用語は、都度調べてくれたんだと思います。

また英語から日本語への翻訳には、個々の解釈の違いもありますので、

それを御理解頂いた上で、論文ぢょーだいの判断基準にして下さいネ


前向きに取り組まれている方の、ご依頼はウェルカムです

ここで得られた情報により、リスクやなんらかの責任が生じても、

情報を受け取ったご本人が責任を負い、情報を得てして発生したいかなるトラブルや損害も、

当ブログ及びあけん@管理人には、一切責任を負わないものとします。



+ + + + + + + + + + + + + +

Fanconi Disease Management Protocol for Veterinarians
獣医のためのファンコーニ症候群治療指針

By Steve Gonto, M.M.Sc., Ph.D.
医学博士スティーブ・ゴント著
Revised September 22, 2003
2003年9月22日に改正
 
DEFINITION:FANCONI DISEASE is a mammalian renal tubular reabsorption failure, usually genetic in origin, resulting in polyuria/polydipsia (PU/PD) with glucosuria; generalized aminoaciduria; proteinuria; loss of multiple vitamins, minerals, electrolytes and bicarbonate.
定義:ファンコーニ症候群とは、哺乳類にみられる腎尿細管による再吸収不良です。ほとんどの場合は遺伝的なもので、糖尿を伴った多尿症・多渇症(PU/PD);汎アミノ酸尿;タンパク尿;総合ビタミン、ミネラル、電解液及び重炭酸塩の損失といった症状が見られる。
 
These losses result in metabolic acidosis, protein-loss muscle wasting, weight loss, and myalgia.
これらの損失は代謝性アシドーシス(酸性症)、タンパク質損失筋萎縮、体重減少および筋肉痛の症状を伴う。
 
Left uncorrected, it causes increasing acidosis, while stressing the respiratory compensation system to its maximum effort, and leads to the progressive and degenerative renal, and then multisystem failure, resulting in death.
治療を施さないとアシードスを更に悪化させ、呼吸性代償機能に重大な負荷をかける事になる。
また、進行性の腎臓機能低下などの疾患を引き起こし、さらには多臓器不全となり死に至る。
 
With early intervention and lifelong management, prognosis is excellent for long term, healthy survival.
この疾患の早期発見及び生涯にわたる治療が、健康で長生きするために重要である。
 
Very compliant dogs have lived to normal lifespans.
十分に健康管理された犬であれば、健康な犬同様に寿命をまっとうすることができる。
 
Correction of the acid/base component appears to slow dramatically the degenerative progression.
酸・基底成分をコントロールする事により、症状の進行を劇的に遅らせる傾向にある。
                               
This disorder is prevalent in the Basenji breed of dog, although it appears in many breeds of dog and in other mammals, including humans.
この疾患は、バセンジー種に顕著だが、他犬種や人間も含めた哺乳類にも見られる。
 
There is also a similar syndrome now identified in birds, but I do not know if this Protocol is applicable to avian physiology.
また、鳥にも類似症候群が確認されているが、本文献が鳥の治療に適用するかは定かではない。
 
This Protocol has been used in a number of other breeds of dog, with slight increases in bicarbonate doses for larger dog breeds being the only change.
本文献は、様々な犬種の治療に参照されており、大型犬には重炭酸塩の投与を少量増やして対応している。
 
It has also been applied successfully to a Fanconi afflicted horse and several cats.
さらに、ファンコーニ症候群を発症している馬や猫へ適用し、成功した例もある。


DIAGNOSIS:
All Basenjis should be tested by their owners monthly for urine glucose, using Ames Combistix, or any similar test strips / tape, available from the diabetic testing section of pharmacies.
診断:全てのバセンジー種の飼い主は、エームス・コンビスティックス、または薬局で入手可能な同様の糖尿病検査キット(テープ状のもの)で、毎月尿中ブドウ糖の検査をすべきである。

※糖尿他検査キット:日本でも薬局等で購入可能。
 メーカー・検査項目数・検査種類によって価格に差がある。
 
Any positive reading should be reported to their veterinarian.
陽性反応が出た場合、かかりつけの獣医に報告すること。
 
Disease often presents as polyuria/polydipsia or UTI.
この疾患は、しばしば多尿症・多渇症または尿道炎(UTI : Urinary Tract Infection)と診断される。
 
Positive diagnosis is made by glucosuria with normal or low blood glucose.
この疾患の明確な診断方法は、正常または低血糖を伴う糖尿が出ているかにより判断される。
 
In Basenjis, Fanconi is considered genetic.
バセンジー種においては、ファンコーニ症候群は遺伝的なものと考えられている。
 
In other breeds, INDUCED Fanconi should be considered and vectors ruled out, with toxins removed from environment to help prevent further renal damage.
その他の犬種においては、ファンコーニ症候群は、病原菌媒介生物による誘発性のものと考えられ、生活環境からその媒介毒素を排除する事により、更なる腎臓障害の進行を防ぐ事ができる。
 
Induced Fanconi in ANY breed,including Basenjis, can be self-limiting, but is treated the same as genetic Fanconi, with correction of deficiencies.
バセンジーを含む誘発ファンコーニ症候群を発症した犬は、限定的ではあるが、遺伝的ファンコーニ症候群と同様の治療を施す。
 
Most common misdiagnosis is diabetes, or Cushing syndrome ONSET: Age of first symptoms (PU/PD) is usually 5 to 7 years; however, it has been diagnosed from 3 to 11 years. Early diagnosis is essential.
最も多い誤診断は、糖尿病またはクッシング症候群の徴候です:初期症状(PU/PD:多尿症・多渇症)が現れるのは通常5歳から7歳だが、3歳から11歳の間に診断された例もあり、早期診断が不可欠である。

※他に、腎性糖尿という、これまたごく希な病気もあります。(ファンコーニ同様めずらしい病気なので、誤診されることはないようです。)腎性糖尿はファンコーニ特有の、重炭酸塩・電解質・ミネラル等が出ず、糖だけが出る症状です。反対に言うと、糖以外に他の有益な物質が尿に出だしたらファンコーニ症候群です。
 
The earlier treatment is begun, the less renal damage exists, and thus fewer replacements are needed.
早く治療を始めれば、腎障害もより少なく、従って移植もほとんど必要ないだろう。

~以下省略~

+ + + + + + + + + + + + + +

上記のような感じで、ファンコーニ症候群単体での治療指針や、

腎不全を伴った場合の治療などなど色々とまっだまだ項目が続きます。(A4 全24ページ)

青字部分は、あけんのコメントです




■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

本日のブログはレス機能を復活させています

コメントのある方は是非ご利用くださいませ



*゜*゜*゜*゜*゜*゜*゜*゜*゜*゜*゜*゜*゜*゜*゜*゜*゜*゜*゜*゜*゜*゜*゜*゜*゜*

バセンジー犬花柚のメインサイトもヨロシクドウゾ

こまり顔の犬たちの笑い一杯の毎日 
 

PR
  
COMMENT
NAME
TITLE
MAIL (非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS (コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます
 
TRACKBACK

TrackbackURL

カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
花柚ブログ内検索
プロフィール
HN:
あけん@komarigao
HP:
性別:
女性
最新コメント
[06/12 あけん@管理人]
[05/19 あけん@管理人]
[05/16 あけん@管理人]
[05/08 あけん@管理人]
[05/08 あけん@管理人]
カウンター
バーコード
忍者アナライズ
Copyright ©  -- Basenji komarigao Blog --  All Rights Reserved

Design by CriCri / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]