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バセンジー犬をこよなく愛するあけんのブログ。 花&柚&くららの召使いと化し神戸の山奥からガウガウブログを配信中… 2013年末からファラオハウンドのラルゴも仲間入りデス。 

   
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ファンコーニ症候群 part52 念願の血液ガス分析検査
とうとう とうとうデス

4afa0855.jpeg

今回、念願の血液ガス分析が出来る状態になっていましたの

メッチャうれしいよぅぅぅぅぅぅーっ

先生が、血液ガス分析器のデモ器を用意してくれていたのですしかも2台


なぜ、2台かといいますと・・・

一台は、日本(の動物病院で)で主に使われてるんぢゃないかなーって言ってました。

人間用のもの(i-STAT


もぅ一台は、なんと今年、日本で初・動物専用のものとして売り出されるらしい(IDEXX Vetstat


あたしの熱望ぶりに、血液ガス分析器のコトをチェックしてくれていた先生の元へ

たまたま、営業マンさんが 『今年の6月(いや、8月だったか?)から売り出すのですがーぁ』 って

来たんだって

いやんっうれしすぎる偶然


狂犬病や混合ワクチン接種時期、あたらしい家族を迎える春

動物病院にとって一番忙しいであろう時期に

普段なら、また今度ーぅぅと言う所を、『血液ガス分析』というワードにピピピピピ

話を聞いてくれたそう・・・更に、我が家のホメオパシー予約日に間に合うように

デモ器を送ってもらう手配をしてくださった

ありがたいぃぃぃぃぃー


もぅメッチャ興奮しましたっ ふんがぁ

あ、でも、画像はお預け(爆)

まだ販売前だし、デモ器なので・・・リンクは各関係webサイトです。

(関係者様:勝手にリンクする事をお許しくださいませ)


検査結果、画像向かって、左側がIDEXXの機械で検査したモノ

右側がi-STATで検査したモノ

まだまだあたしもチンプンカンプンなので、分析・理解が必要なのですが

機器だけをを比べて大きな違いをば(爆)

それは、人間用と、動物用


検査結果がシンプルなのは、右のi-STATの方で

血液中のpH、PCO2、PO2、BE、HCO3、TCO2、s02 が出ています。

左のIDEXXから検査を始めたので、IDEXXと比べ、3分後に出た結果です。


そして、左、IDEXXは、上に種別 イヌ 性別 メス/ヒニン/年齢 9歳(なぜに9歳?海外の機械だから?

他、検査器具のIDとかロット番号が入ってるので一応モザイク・・・


酸/塩基の部分は右のi-STATとほぼ同項目の結果が出て、

真ん中に、ヘモグロビン/酸素状態とあり、その下は電解質が記され、

一番下はアメリカのイヌの平均値が出てきます。


何より、こちらは動物専用


イヌの平均値が出てくれるのも、素人ながらにありがたいなぁー思います

ので、比べる対象が有る分、IDEXXの方だけ個人的な感想が書けるのですが

記されているイヌの平均値に比べ、お花ちゃんは

二酸化炭素分圧が低め(平均値内)、カリウムが低め(平均値内)、

ヘモグロビンが高め(平均値内:普段の脱水症状が示されてるね)

そして、重炭酸イオン(HCO3)が低め(平均値外) であります。


ただ、HCO3・AnGap・tCO2・BEは計算値から求められる数値らしく、

100%の信用度はないというお話でした。

が、

これを、2度・3度・・・・と検査し、トータルした平均値で見る結果には、(数値に100%信用なくても)

下がる値や上がる値に対して、信憑性を求めていいのではないかな?と

今回、この結果を見て

やはり重炭酸塩が少なくなってきているので、自然な状態で飲ませているウリベートは正解

(ホントは、検査をしてからウリベートを飲ませてたら良かった・・・と思います。 あけん、先走り

錠剤、粉末の違いはイマイチわからないものの、ゆくゆくそちらを検討していきましょう~

というぐらいの状態だったので、一安心~


※2012年4月現在、この血液ガス検査・HCO3がマイナスならもちろんのこと、HCO3がマイナスでなくても、BEにマイナスが出ておれば、即・重曹を投与する必要性があることが解りました。よって上の文面を訂正させて頂きます。



と言う事で、今後のお悩みですが、血液ガス分析をするにあたり

同機種での検査をしていくのが超理想なんだよね・・・


希望は、今後のIDEXXの営業マンさんの活躍を期待して(爆)

導入される動物病院を待つ (血液ガス分析は頻繁じゃなくてOK by今のお花)

それが近距離ならメッチャうれしい

それよりなにより、掛かり付け病院に導入されたらめちゃくちゃうれしいのですが・・・と、

淡い期待をすべく、高価なモノなのでなんともネ


ただ、人間用ではなく動物用なので、導入を考える動物病院さんは

少なからずあるのではないかな?と期待してますっ

先生もチェック入れてくれてるし、営業マン(血液ガス分析器)の人にも色々聞いてくれてるみたいなので

ホント、感謝感謝ですね~


余談ですが、i-STATの方は数カ所、導入されている病院はあるモノの

色々な検査が出来る機械であるため、こちらが求める検査をするには、

その検査専用キットが別にいるんだって

いくら検査器本体があっても、そのキットがなければ、その検査は出来ない・・・


どちらにせよ、更に門が狭くなった血液ガス分析問題でありました



■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

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無題
すごい!動物用の機械あるんですね。
血ガスって、動脈血と静脈血では値に差が出るから・・・どうなのかな?
犬から動脈血採るのは難しいから静脈血だろうけど、どうなんだろうと思ったけど、犬の平均値がみれるってのはありがたいことですね。
普通の採血じゃあ脱水傾向は解ってもアシドーシスの程度はわかんないから、あとは導入されるのを待つのみですね。
リフファミリーより
  • leafrun さん |
  • 2009/04/22 (12:40) |
  • Edit |
  • 返信
leafranさんへ♪
すごいメッチャ専門的(爆)
その筋の方ですか
うもぅ~名乗り出てくださったら
前回お会いした時に
資料全部持参してあれもこれも伺ったのにィィ

動脈血、そうなんです
通常は動脈なんですが、ファンコーニ症候群の獣医向けプロトコル(英語)を翻訳すると
動脈は不要で、静脈で十分だという話
ホッと胸をなでおろしています~
こんな元気なお花だと動脈突き破る勢いなので

後は近隣で導入される病院をチェックチェック
よき情報があれば、是非教えてくださいねぇ~
  • あけん@管理人 さん |
  • URL |
  • 2009/04/22 (19:05) |
  • Edit |
  • 返信
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