2009年 秋のドッグセラピー part７ 保護犬（仮）きなこ（２）我が家で

セラピーより前にさかのぼりますが

我が家に連れて帰ってきた日の夜


案の定ごはん（フード）はちょろ～としか口にせず、

ひたすら、ひたすら、ブルブルブルブルブルブルブルブル・・・

そして、べらぼうな水分要求のみ


どーするべーと悩んでいたら、

意外にも柚の食べ残し生骨に興味津々　

よしよし、口にするモノを食べなはれ・・・と

いきなり（爆）まる一本与えてみました

けっこう夢中にガーリガーリ



その後ろで・・・柚っ


ムキーッ　ココをあげてくれ～～～～の催促

パーの手がかわいい


*　*　*　*　*


我が家に連れて帰ってきて、ドキドキして花柚に会わせました

初対面・・・なかなか順調に・・・とは、もちろんいきませんが

なんとかご挨拶完了そして家のチェック・・・

数十分後、きゃーっって悲鳴をあげ

花柚にお腹をみせてるきなこ


な、な、なにがおこった


その姿にこちらがビックリしたよ

バセンジーがおなか見せてるっ（←驚きドコロはそこかいってか）


それからまた、ブルブルブル・・・

すこ～～～～～～し落ち着いてきたのに、

またブルブルです


かわいそうなぐらいの怯えっぷりですが

慣れてもらわなければと、引き続き花柚に任せた状態にし様子を見る


なんとか我が家チェックが終わり

（時々花柚お気に入り場所に進入し怒られる）

しきつめたオシッコシート場所は早々に認識し、

ゴトー家直伝、ワンツーの声かけで

ちゃ～んとオシッコをしにいってくれるのでありがたく、

こちらもようやくほっと落ち着いた頃、


きなこがオシッコシート以外（廊下）に粗相をするのを秀ちゃんが目撃し

『きなこーだめー』と大声を上げ、

シートに連れて行き『ここでしょ』と

押さえつけると、


それはそれは、もぅ、この世の終わりの様な悲鳴をあげつづけ、

耳をねかせ、目を見開き、歯茎をむき出して、威嚇しながら

ブルブルブル・・・


な、なに　この異常なほどの怯え具合はなぜっ

（いや、決して我が家総出で虐待しているのではありませんっ）


ゴトーさんからも、

保護してから約３週間たっておりましたが信頼関係が出来ず

周りを信用していない様子である事を聞いてました。

こちらの（ゴトー家の）環境に、慣れない様子であると・・・

（数々の保護犬を預かった経験からの話っ）


また、マズルをつかむとマジ噛みしたと

（歯石とりの時だったかな？シャンプーの時？いつだったかな？）

そのデキゴトから、自分ときなこの間に距離を感じると・・・


その後、時間を改めごはんを与える。


ちょっと口にして、おおおと思うも、

洗濯機の“ピー”って言う音や、花柚の歩く音（隔離してたので気配ですね。）

その都度、いちいち食事を中断し、当たりを気にします。

結局、ほとんど食べない夜に・・・


保護をする、預かるという事は、本当に難しい事ですね。

改めて実感した夜になりました。

和歌山、どうなることやら・・・です


きなこ（３）和歌山道中・・・につづく。


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