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バセンジー犬をこよなく愛するあけんのブログ。 花&柚&くららの召使いと化し神戸の山奥からガウガウブログを配信中… 2013年末からファラオハウンドのラルゴも仲間入りデス。 

   
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ファンコーニ症候群 part101 誤診№1か?糖尿病
** 本日のブログは前説の後よりズズイとお進み下さい **


【前説:バセンジー犬に多いファンコーニ症候群(遺伝病)プチ解説】
※この前説は、この遺伝病を広く認知して頂きたく、カテゴリー“バセンジー遺伝病”の記事ごとに都度記載させて頂くものとします。part100以降~

あなたのバセンジーちゃんが・よく水を飲む・おトイレの回数が増える・粗相をしてしまうなどの症状がみられたり、なぜか痩せていく・足腰が弱くなっていくなど(老衰以外で)原因不明の症状が出ている場合は、バセンジー犬もしくは、バセンジーのDNAを持つワンコさんに多い、ファンコーニ症候群という遺伝病を発病している可能性があります(この時点では確定ではありません。)

確認方法は、“尿に糖”がでているかいないか。血液検査の“グルコースが正常値内”であるかどうか。診断方法は、尿に糖がでて、血液検査のグルコースが正常値内であれば、バセンジー犬の飼い主さんは迷うことなくファンコーニ症候群の発病を覚悟して下さい。そして速やかに、適切なケアをすべく、行動を起こして下さい

又、この病気は尿に糖が出る為糖尿病や、多飲多尿でクッシング症候群、他原因不明だけど●●(なにがしらの病名)かな?などと誤診されてしまうケースが多いので、現在、そのような診断をされて闘病中のバセンジーちゃんがいらっしゃれば、どうぞ今一度、ファンコーニ症候群ではないかどうかの検査をお勧めします。治療法が全く違います。命に関わる大切なコトですので、何卒宜しくお願いします。

バセンジー犬のファンコーニ症候群治療サイト



**本日のブログはこれ以下より**


ワンコの保険“アニコム”内で、下記の記事を見つけました。

~11月14日は世界糖尿病デー、犬の糖尿病に関する調査を実施~
糖尿病の診療費 年間平均約87,000円



この記事で注目すべく所は

anicom.jpg

糖尿病の件種別発症傾向の表に、バセンジーが0.20%のっかってきていること

他の犬種ちゃん達よりはJKCでも登録頭数は高くないであろうバセンジーが(ただし、アニコムの保険を利用しているワンコさんの統計ですので、JKCでの登録頭数は関係ないかも知れませんが・・・あるかもしれないし・・・)、この結果表にのっかってきているという事実は、いかに“尿に糖が出ているバセンジーが多いのか”を裏付けていると思います。合わせて寿命の平均年齢も公開して頂けたらもっと信憑性が出たと思いますが・・・

なにより、これが“本当に糖尿病かどうか”疑わしいというのは、言わずもがな・・・ここを読むオーナーさんには真っ先に気づいて欲しいデータでありんす

胸を張って言える証拠に、今までこのブログ等でさんざんファンコーニ症候群の病気を公開し、いかに誤診されやすいかを力一杯お話しをしてきた自負(だけでなく、病気の理解もしている上で)があると同時に、先日、(仮)ジェフちゃんケースでゴントー先生とやり取りをした際の、大変貴重で有益な部分をピックアップしてお知らせしたいと思います。

【 In 26 years I have seen TWO real cases of diabetes in Basenjis.
THAT IS ALL...TWO. It certainly can happen, but even then, the dog may ALSO have Fanconi, and thus the VENOUS BLOOD GAS would have still been CRITICAL. 

26年間に渡って、私がこれ迄実際にバセンジーで糖尿病のケースを見た経験はたったの2度です。 糖尿病になる事はありえます、しかしそうだとしても、同時にファンコーニ病になる事もあり、そのため静脈血液ガステストはとても重要です。】

と、書かれています。

ゴントー先生ですら、糖尿病のバセンジーに会ったのは26年の間に2頭というきわめて少ない経験しかお持ちでいらっしゃらないのに、日本でこのような統計が出ていることは、もう、疑う余地はありません。間違いなく、ファンコーニ症候群は糖尿病と誤診されています

そして、誤診されたままの治療は、確実に辛い思いをさせ、寿命を縮めているでしょう。

それによって飼い主さんも悲しい思いをしているでしょうが、どうぞどうぞ、犬種特有に発病しやすい病気というのが有ることを理解して下さい。
治療に通い、少しでも良くなって欲しいと願うのであれば尚のこと、このファンコーニ症候群という病気から目を背けないで下さい

最後に、ゴントー先生のお話にある『仮に糖尿病であっても同時にファンコーニ病になることもあると言われています。』も、大変注目すべき点だと思います(上記に、『バセンジーの糖尿病は26年間で2頭』と経験を言われていますが、それ以外の犬種のファンコーニ症候群も研究対象であり、臨床経験がおありですので、バセンジー以外の犬種をひっくるめた治療経験からのアドバイスと思ってくださいね。)本当に糖尿病であっても、ファンコーニ症候群の発病する可能性のことは頭に入れ、治療に取り組んで頂けたらな・・・と願います

ここを読まれたバセンジーオーナーさんは、引き続き健康チェック&ご注意下さいネ。



★本日のブログは、コメント機能をオープンにしております★

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