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バセンジー犬をこよなく愛するあけんのブログ。 花&柚&くららの召使いと化し神戸の山奥からガウガウブログを配信中… 2013年末からファラオハウンドのラルゴも仲間入りデス。 

   
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ファンコーニ症候群 part202 治療の意味はあるっ
花見の帰りご機嫌さんのお花ちゃん
P1070113.JPG

ファンコーニ症候群を発病して、治療を始めると…

劇的に変化があるわけではありません
一発でコロリンと治る薬なんぞ、もちろんございません
遺伝病ですので、発病したら、一生治りませんっ


この病気の治療は、尿に出ていく栄養を体内で是正させるため
高たんぱく・高濃度な栄養を食事から与え、
その結果が十分かどうか、ただ、ひたすら定期的な検査をし
そして検査結果をもとに、必要に応じて与える栄養をチェックする・・・
を、繰り返すことになります。

毎回血液検査・血ガス検査の繰り返し・・・

安定していれば特に何の変化があるわけでなく
はたして利いてるか利いてないのか解らへん…って、思われるかもしれません。

メインの治療が食事って・・・今まで簡単だったのに、と難しく思うかもしれません。
高たんぱく高濃度な栄養とか、重曹やカリウム、総合ビタミン、ミネラルを足して
色々書いてるけど、栄養なんて、色んな食材から取れるし沢山食べたらいいんちゃうんっ
それに、最近はい~フードが出てるんだから、とにかくなんか入ってるやろぉ
忙しいのにいちいち食事に気ぃつかわれへん。とか…

いくら病院行っても、水もガブ飲みだし、おしっこの回数もガンガン増えて、
お漏らしまでしてるやないか。症状ちっとも良くなれへん。
いくら検査しても、栄養足しても、よーわからん

で、治療をしても症状が改善されてるか解らないうえに、
どうせ治らないんだから・・・と、(始めた治療を)辞められる、
途中であきらめてしまう方がいます。

もっとひどいのは、発病を知りながら最初から治療をしない方がいるという事実…



と言う実話が・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 耳に入ります。



今まで病気を知りつつ、治療されなかった人。
治療してたのに、止められた人。
発病を知ってるけど、治療する気のない人。
(バセンジーだから宿命だね。とか思ってるのでしょうか…)

その方々の話で、この病気の治療に対して誤解されたくないので、
きちんと、書かせて頂きます。

治療には、当然意味も、効果も、あります。
病気を理解されていたら、なぜ、この治療が必要か、一目瞭然です。


(きちんと治療をしているのに)治療の効果が解らないと思われず、
目に見えて解らないからこそ、効果が出てると、思ってください。

(きちんと治療をしているのに)弱っていく、動かなくなる・・・というのは
血液検査に現れてこないが、足りてない栄養がある・もしくは
全体的に栄養が足りてないと思っていただいてよいかと思います。
もしくは他の病気の併発を懸念してください。

ワタシの経験だけ書くのも申し訳ないですが、
他のファンコーニ仲間の方の様子を伺っても、
きちんと治療をされている方は、この病気特有の症状は出るものの、
年相応の元気はあります。
もちろん歩けますし、走りますし、同居バセンジーとガウガウとして
今だ、“お花ねーちゃん”の貫禄は十分です。

症状が出ている以上、健康とはいえないかもしれませんが、
治療の成果はこうやって持続しています。

事実、現在、治療(血液ガス検査・重曹投与必衰)している子・していない子の
明暗が顕著に現れています。
それは、生死を分ける結果が出ているということです。


どうか、今、発病を知っており、治療をされていない子(血ガス検査・重曹投与必衰)
の、オーナーさんの耳に届いてほしいデス。

この病気の獣医師向け治療論文を書かれ
現在もこの病気の研究をされているゴントー先生が言われています。

発病を知ってから、治療をされていない子(血ガス検査・重曹投与必衰)の
平均寿命は約1年と思っていてください。
飼い主の気付きが遅ければ、もっと早いでしょう。
また、見当違いの治療をされていても、死期を早めかねません。

治療(血液ガス検査・重曹投与・総合ビタミンミネラル投与・他、足りない栄養の投与・
粗たんぱく20%以上のフードに切り替えて下さい。※安定したら19%~でOK)をしてください。
※詳しくは治療論文・治療サイトをご覧下さい。

個体差があるので、尿糖を確認して一年以上生存している子もいるでしょうが、
いずれ、常に体内の栄養が足りなくなっていたことで、違う病気を発症しかねません。

その時に年を取ったから…と老齢犬への対応のみ考慮した治療では
病状を悪化させてしまう可能性があります。

治療法は、ファンコーニ症候群を発病していることをベースにし、
対応(治療)して頂かないと、誤治療になってしまう可能性が高いんです。

この病気を発病していたら使ってはいけない薬、してはいけない治療、
手術などであれば普通以上に麻酔に対応できる状態かどうか、等々
気を付けなければいけないことがあります。

ファンコーニ症候群治療サイトへのアクセスが増えています。
発病をしている子がいるんだろうな…と、想像しています。

どうぞ、治療を始めて下さい。
心からお願いします。


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