バセンジー犬をこよなく愛するあけんのブログ。 花&柚&くららの召使いと化し神戸の山奥からガウガウブログを配信中… 2013年末からファラオハウンドのラルゴも仲間入りデス。
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ファンコーニ症候群 part236 柚の経過
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さて、ここでようやく柚の尿糖確認から一年の流れです

横浜画像
発掘シリーズがマイブーム 
これを思えば今はなんて落ち着いたのやら

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さて、ここでようやく柚の尿糖確認から一年の流れです

横浜画像


これを思えば今はなんて落ち着いたのやら

2013年 尿糖確認直後の検査から最新まで。(項目は抜粋)
※尿糖は数か月間、出たり、出なかったりしました。
※黒字は通常の血液検査の値・緑は血ガス検査の値です。
1/25 | 3/23 | 7/13 | 12/12 | |
BUN(9.2-29.2) | 13.9 | 13.0 | 15.3 | |
CRE(0.4-1.4) | 1.26 | 1.2 | 0.9 | |
IP(1.9-5.0) | 3.0 | 3.7 | 3.2 | |
Na(141-152) | 146 | 157 | 157 | 159 |
K(3.8-5.0) | 4.4 | 4.3 | 4.1 | 4.7 |
Cl(102-117) | 114 | 113 | 117 | 114 |
Ca(9.3-12.1) | 10.3 | 8.7 | 8.8 | |
pH(7.31-7.42) | 7.45 | 7.38 | 7.39 | 7.33 |
HCO3 | 34.2 | 25.2 | 23.2 | 23.1 |
BE | 6.7 | -0.1 | -1.0 | -2.9 |
さて、ファンコーニ記事part233~235のお話の良い例ではないかと

柚の尿糖確認は、花とくららが執拗に柚のおまた(笑)をクンクンしていたから

にゃんかおかしいぞ


すぐにクーパー動物病院に走り、血液検査・血ガス検査をしてもらったのが1月25日です。
大変きれいな値が並んでおります

この時点での懸念事項は、尿糖が時々出ること。
そして、以前(数年前)から尿比重が低いことです。
1度でも尿糖が出た時点で間違いなくファンコーニ症候群だろうと覚悟を決め、
以後検査の頻度を上げています

尿検査は家で出来る限り毎回調べておりましたが、糖は出たり出なかったり。
値も低い結果でしたが、数か月後には毎回出るようになりました

2回目の検査は血ガスのみ。
平均値内ですが、pH・HCO3・BEがすべて下がっています。
3回目の検査でも、平均値内のお話ながら
カリウム(K)、カルシウム(Ca)が低くなってきました。
血ガスは2回目と並行値です。
4回目の検査では、血ガス結果が平均値内ながらアシドーシス寄りになってきています。
pHだけをみても、1回目は基準値オーバーのどちらかというとアルカローシス(爆)な
結果だった7.45から、平均値内な結果でも低い値を示した4回目の7.33
HCO3も同様に、1回目の34.2に比べ、4回目は23.1
BEも6.7あったものがマイナス表示になっています

すぐに重曹投与に踏み切らないのは、HCO3が20以上であることと
ゴントー先生はBEがマイナスの時点で重曹投与を開始と言われるのですが
犬のBEの目安は±2、もしくは+1~-5(先生によって解釈が違うので…)
ですので、まだ許容範囲と言えます。
又、最大の懸念は、ここで重曹投与を開始するとHCO3(重曹)はカリウムと合体して
尿に出てしまう性質をもつのでカリウムが不足してしまい、
必要より早く薬の投与の時期が早まってしまいます。
ので、柚のこの値ではまだ必要ありません。
血液検査的には、初期発見~進行状態を把握できる環境であったので
よいデータがそろったと思います。
この調子で行けば、次(3か月後)ぐらいから重曹投与を視野に入れましょう
との治療プランです。
ただし、本犬の状態に変化はあります。
飲み水量・尿回数・尿量がこの1年でぐんと増えました

花とおなじ、多飲多尿の進行が先走るタイプの様ですネ。
(血筋ですかねぇ

おかしな書き方をしますが、花くららでファンコーニの免疫が合った分
あわてなくて済みましたし(濃ぃいファンコーニ漬けの数年間でしたし

年齢からしても10歳で発病してくれたので、気が楽と言えば楽なのです。
柚と花と一緒に、残りのファンコーニライフを楽しみます

いやしかし、右も左もわからなかった時代の花の発病症例に
ファンコーニを発病して、違う意味最悪の状態で治療を始めたくららの症例に
かなり初期で発見でした柚の症例は、きっとなんらかの役に立つでしょう

まだまだ発病の知らせが届きます

皆さんのバセンジーちゃんが、どうか元気で過ごせますように

定期的に血ガス検査をしてくださいね

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