忍者ブログ

バセンジー犬をこよなく愛するあけんのブログ。 花&柚&くららの召使いと化し神戸の山奥からガウガウブログを配信中… 2013年末からファラオハウンドのラルゴも仲間入りデス。 

   
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ファンコーニ症候群 part234 現時点の最も早期の発見方法

【ご連絡:ホームページアドレスの変更のお知らせがございますemoji
【エネルギーワークの参加希望:締め切りましたemoji


 
2013年1月に尿糖を確認した柚ポンですが、その後…の経過ですemoji

素晴らしく懐かしいですが、横浜在中時代の画像をペタリemoji
花も柚も若かりし頃…カメラ目線の花と、後ろからガウル柚
そして花にビンタされた秀ちゃん(笑)
今見ても絶妙なショットですねぇ~emoji



さて、柚ポンの血液検査の流れを書き起こしますが…その前に脱線emoji

丁度やりとりさせて頂いたメールで、久々に丁寧に書いた文面emoji
ができましたので、先にそれをお知らせしますネemoji
※ブログに合わせて不特定多数向けに手を加え文面変更してますがemoji

バセンジーのファンコーニ症候群、初期発見のススメですemoji

改めまして、いざ…

現在、尿糖を確認する以前にファンコーニかどうかが解る事が出来る様になりましたemoji  
かなりの早期発見が出来る方法ではありますが、
環境によっては難しい(かも?な)お話になりますemoji
でも、できるだけ皆さんに頑張ってほしいな~という気持ちをこめてemoji
  
一言に早期発見と言っても今までの早期発見とはだんぜんに違いますemoji
 
今までのファンコーニ症候群の早期発見の段階は、
尿糖の確認が第一前提でした。

一度でも尿に糖が出ればファンコーニ症候群と思って治療をする。でしたが、
今日ワタシがお伝えするのは、その尿糖以前の段階
又、尿糖が出てても99%の獣医師が診断されるであろう
『多分、ファンコーニ症候群かもしれないので様子を見ましょうね』の段階より、
もっと以前に起きている段階のコトです。
 
どこかの記事でも書きましたが、現在、バセンジー犬であれば
血液ガス検査を健康診断に組み込む頻度でトライしてほしいと書きましたemoji

まさに、その血ガス検査を定期的にする・・・と、いうのが
早期発見につながるということなのですemoji

ですが、この検査は『ファンコーニ症候群ではありません』と
断定するものではありませんemoji残念ですがemoji

検査を受けた時点の状態が、疑わしいのか・大丈夫なのか
そして、疑わしくても、大丈夫でも、次の検査を受けることによって
更に疑わしいのか・また大丈夫だったのか、
その時、その時、に判断するものでありますemoji

方法は
 
血液ガス検査(と、血液検査、尿検査)をするのは1度きりではなく
1度、2度、3度…と受け(定期検査の進めはこのためです。)
その検査をする時は、 食事、検査までの時間(食事から8時間開ける)を徹底して合わせ、
体調、体重、飲み水、食欲、尿回数、尿の色、尿の量、などの日ごろの本犬の変化を
できるだけ見逃さず、それらを主治医に伝え、
そして総合的に診断してもらい、ファンコーニ症候群の発病を知るものです。
 
検査を受けた時点~次点~次々点の状態を診断し、
発病しているであろうなら、結果~結果~結果の血液検査結果の流れを汲んで
進行具合・進行度を把握し、 先の状態を予測する。
すると、その固体にあった治療プランを立てれる…というものです。

疑いであれば、定期的に血ガスに取り組むことで不安は解消されますし
用心してケアを始めたとしても、そして発病しなくても、
そのケア自体は健康体になんら支障はありません。
むしろ贅沢なケア?emojiになり、愛バセちゃんはウハウハなことでしょうemoji
  
ここで更にしつこいですが例をあげるならば
 
血ガス検査・血液検査が、まだすべて標準値内であったとします。
 
たいていの獣医師さんは、標準値内の結果でしたら
ファンコーニ症候群かどうかわからない。もしくは違うのでは?
もっと様子を見ましょう。症状が出るまで待ちましょう。
と、言われると思います。(健康体の数値なのですから当然ですネ。)
 
でも、バセンジー犬であり、本当にファンコーニ症候群を知っている獣医師さんの場合
1度目の検査で終わらず、数か月から6カ月以内には必ず2度目の検査をされ
1度目と2度目の検査の結果を見て、標準値内であっても数値がどのように動いたか
動きがある様でしたら、3度目の検査までの間隔を早めたり、
前回と同レベルの結果であれば、6か月ぐらい後にまた検査しましょうと
それはファンコーニの疑惑を、よりクリアにさせるべくの検査であることを
説明の上、納得いくまでの再診察を進めてくれるでしょう。

なぜかと言うと、今では早期に取り組むことが健康を維持させるに重要であり、
取り組む必要がなくても、状態の把握をしておくことが大切で、
ゆくゆく必要になった場合に、これまでのデータがより正確な判断材料になると
承知されているからです。
 
検査と検査の結果を積み重ねることにより、
どう値が動くのか?尿の回数は?飲み水の量は?体重は?などなど
食事を変えた場合、その変化もふまえ総合的に判断し、検査結果を読みとれば、
かなり早い段階で、もしかしたら1歳、2歳の年齢で
ファンコーニ症候群を発病しているかどうかが解るようになるということです。
反対に長い目を見ても、変化の兆候を見逃すことなく取り組めるはずです。

なぜそのようなことが解った(判断できる)かというと、
現在当方の主治医の元には20頭以上のファンコーニバセンジーが治療を受け
共通の症状はあるものの、進行度、別の症状、併発している病気、etc は、
個体個体によって本当に病状が違うとのコトで、正直、少数頭だけでの経験では
解らなかった部分もあるが、今では解るようになったと言われる主治医の経験からです。
更に言うならば、患犬の体を見て、飼い主の話を聞いて、血液検査・血ガス検査や
体重を加味した結果、今では見ればだいたいの重曹量が解るという状態(の主治医)です。
   
飼い主さんにこの病気の説明をし、先回りしてケアするべく
問題が無くても健康診断レベルで血ガス検査を進めたり、
少しでも疑いの点があれば(尿比重が低いや、飲み水が多いなど)
6カ月以上をあけずしての徹底的な検査をし
データを蓄積・分析し・患犬の変化を診てきた結果です。
 
その地道な治療を飼い主と主治医が取り組むことによって、
20頭の蓄積されたデータ(そして別の動物病院との連携や、
遠方のファンコーニバセンジーさんのデータの協力の情報)が、
本当に個々に合った進行状況の把握に繋がり、本当の重曹量の判断材料になり
(ゴントー先生の表に記されている積算表は大目に出ます)
それぞれに合う今後の病気の進行の予測、診察プランを立てれることになった次第です。
  
辛辣な物言いで大変失礼を承知で言うと
残念ながら『様子を見る…』と先延ばしにしたり
『腎不全の結果』もしくは『疑い』の値を追いかけるあまり
 安易に療法食に切り替えさせたりする獣医さんの診断には、
どうぞ疑いを持ってください。
 
療法食にした場合は、どのようなケースであれ通常は取り組まない、
でもファンコーニ症候群では、留意しなくてはいけない食事内容が出てくるはずです。
例えるなら、腎不全のケアをするとファンコーニのケアにならず
ファンコーニのケアをすると腎不全のケアにならずの状況になっても、
腎不全のダメージを理解しつつファンコーニのケアを取り入れる、
又は、ファンコーニダメージを承知しつつ腎不全のケアをしなければなりません。

そうまでしても両方のケアをしなければ、最善の治療にならず
どちらかだけを治療するということは最善の治療法とは言えません。
まして、起こった症状に対してのみの対処的な治療だけを行うことは
ファンコーニ症候群の治療しているとは言えません。
   
不本意ながら真逆の治療・足りない治療をしてしまうケースが今でもあり
それは今の日本では致し方のないことであるのかもしれませんが、
それ故に、早くして亡くなっているバセンジーさんは後を絶ちません。
知識がない獣医師の治療(同時に知識のない飼い主の獣医師任せの姿勢)は、
寿命を確実に縮めます。  
 
中途半端な知識、その獣医師さんのプライドなどが
治療の幅を狭めている場合もあるのかもしれません。

飼い主さんが留意点をしっかり気にとめて
もし、治療の方向がずれていても修正できるよう、
獣医師の先生方に執拗に(?変な表現ですがemoji)求めてくださいね。

ホントに、こんなことを書いてスミマセンemoji
一般市民ほど怖いもの知らずだとお許しください…

最後に、そんな血ガス検査なんて定期的に無理だという環境でしたら
一番いいのはDNA検査をしてもらうのがもちろんです。
現在は性能も上がったそうなので、誤結果もないことでしょう…
ただ、罹患の結果が出たらいずれ発病します。
どうぞ、その時を逃さず、血ガス検査の出来る環境を目指してください。
 
と言うことで、今でも発病が確認されていますemoji
どうぞ、どうか、いざと言うときにあわてない為に、
どうせ健康診断をするなら、血ガス検査を組み込み日ごろから心がけてください。

血ガスは出来ても、診断方法がわからない場合は、
当方の主治医がメールで回答してくれます。
所在地など不明でも、きちんとしたデータを送れば答えてくれますので
どうぞお気軽にご相談くださいねemoji

Cooper Animal Hospital
クーパー動物病院 院長 黒田美奈子
 
兵庫県西宮市大井手町11-29
Tel: 0798(72)0498
cooper@nike.eonet.ne.jp
www.cooper-net.jp


※問い合わせには件名に必ず【バセンジー・ファンコーニ症候群の治療相談】など
正統なメールであることが解るように書いてください。
迷惑フォルダーに入っていたり、無件名だとすると、ゴミ箱行きになりますemoji
メールしたけどお返事が無い場合はあけん@komarigaoに一報くださいネ。
責任を持って仲介させて頂きますemoji

★ 今日のコメント欄はopenです ★


*** メインサイト
 Basenji komarigao
*** 姉妹サイト
 バセンジー犬のファンコーニ症候群治療サイト
PR
  
COMMENT
NAME
TITLE
MAIL (非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS (コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます
 
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
花柚ブログ内検索
プロフィール
HN:
あけん@komarigao
HP:
性別:
女性
最新コメント
[06/12 あけん@管理人]
[05/19 あけん@管理人]
[05/16 あけん@管理人]
[05/08 あけん@管理人]
[05/08 あけん@管理人]
カウンター
バーコード
忍者アナライズ
Copyright ©  -- Basenji komarigao Blog --  All Rights Reserved

Design by CriCri / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]